

「サンルージュ」って品種のお茶をご存じでしょうか?
葉の色が真っ赤で、ブルーベリーなどに含まれることで知られている
「アントシアニン」の含有量が多い新品種のお茶です。
普通に製茶すると水色は茶色っぽいんですが、そこに酸性のもの
(酢でもレモン汁でも炭酸でも)を入れると真っ赤になるという面白い特性を持っています。
アントシアニン豊富なサンルージュに期待される機能性はこんな感じ。
・眼精疲労軽減
・血管弛緩作用
・肝障害抑制作用
・筋萎縮抑制作用
・生体防御機能向上
・血糖値上昇抑制作用
・運動性亢進作用
さて今回は、こんな面白くて高機能なサンルージュを栽培してみようという話です。
ただ、このお茶は一定以上の紫外線がないと赤くならないそうで、現在はほとんど
徳之島で栽培されているみたいです。
そんなわけで、今回は試験的に少量だけ仕入れて定植してみました。
袋井市は日照時間だけなら全国トップレベルらしいけど、うまく栽培できるかなー。
1本あたり500円という高額苗なので、失敗したらけっこうショック。

まずは、ある程度日照量が多い茶園を選んで古い木をぶっこぬき、

へこんでいる部分などには土を入れて、できるだけ平らにならします。

平らになったら苗を植える場所を決めて印をつけて、

サンルージュのセル苗を用意。

こんな感じで定植完了。
試験的に製茶できるのは早くて3年後、製品にできるのは5年後くらい。
全然うまくいかなくて来年にはあきらめてる可能性もゼロではないけど、
がんばってもらいたいなあ。


| ホーム |