

今日も二番茶の摘採・製造をしております。
二番茶はキレイな緑色になると摘採適期ですが、緑色が濃くなる前には写真の右側の芽のように赤っぽい「赤芽」という状態になっています。この色はアントシアニンという色素が多く含まれているために出るのですが、芽が大きくなるにつれてだんだん緑色が濃くなっていきます。
赤芽のまま製茶してしまうとお茶が赤っぽくなって品質が落ちるのですが、むしろ赤芽だけで製茶してみても面白いんじゃないかとか思う自分がいます。まあ、アントシアニンが豊富で赤いお茶ならサンルージュがあるからいいか。
二番茶は一番茶のように旨味成分が多くはないのですが、その代わり抗酸化作用や抗ウイルス作用、ガン予防効果など健康に良い作用が多いとされているカテキンが豊富に含まれています。ちょっと苦みは強いですが、そこがいいところでもあります。二日酔いの朝に冷たく淹れた二番茶なんか飲むとすごく効きますよ。

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